我が家には10歳になるトイプードルがいます。
私は、犬が大好きです。信頼してまっすぐ見つめてくるまなざし、何とも言えない愛らしい表情が、たまらなくいとおしく感じます。
どんな疲れていても、世話をしてあげたいという気持ちを湧きあがられてくれるのは、私にとってはまるで、赤ちゃんと同じです。
まさに、私の癒しです。
今は、コロナ禍で、在宅時間が増え、ペットを飼う人が急増しているそうです。
自粛疲れで、ペットに癒しを求めるのは分かりますが、ペットを飼うことは、大きな責任を背負うことでもあり、大変さもあります。
ペットを飼うと与えてくれるものは、大きいですが、大変なことも実はたくさんあります。ペットと楽しく生活が豊かになるように、ペットを飼う前に知っておいてほしいことがあります。
ペットを飼って良かったこと。
癒し、かわいい
ペットを飼うことは何といっても、これに尽きるのではないでしょうか?
家族の一員として、末っ子のようなポジションで、家族に癒しを与えてくれます。
帰宅したときの、喜びようには疲れも吹っ飛びます。
ただ、末っ子の位置づけは、人間目線のようで、わんこ目線によると、どうやら末っ子ではないようです(笑)
犬は、犬目線で、順位を付けます。
きちんと世話をしてくれる人は、わんこより上位になりますが、気まぐれな接し方をしたりする人は、わんこより下位に位置づけされます。
犬はとても敏感に人間の態度や機嫌も感じ取ります。
子供の学びになる
我が家では、私が仕事を再開して、子供が小学校に上がったことを機に、家族の一員となりました。
下の子供が留守番をする際に、すこしでも寂しさがまぎれるかな?という甘えもありました。
また、動物を飼うことで、優しい気持ちが育ち、学びの一環になるかと思いましたが、子供は以外に、子供のままでした。
良い影響があったとは思いますが、よくある話で、お世話は別物。
よほどの、動物好きでない限りは、なかなか、お世話までするには至らないかもしれません。
ペットを飼うと大変なこと
費用がかかる
命を育てるので、当然、出費は増えます。
きっと、想像以上には費用がかかると感じると思いますので、しっかりその点も理解して、ペットを飼うことが大切です。
きちんと理解せずに、ペットを飼うと、口のきけないペット達には、人間のエゴを押しつけることになりますし、動物ネグレクトにも繋がりかねません。
・病院代
・予防接種代
・トリミング代
・ペットグッズ
など、様々な費用が必要となります。
愛犬の一生と大切な時間を過ごせるよう、きちんと確認しておきたい点です。
世話
散歩や、食事、健康管理、排泄の世話など、清潔な環境で、健康的に過ごせるようにするためには、お世話に手間がかかります。
人間であれば成長とともに、手を焼くことも減りますが、動物に関してはそうもいきません。
犬の終生において、お世話を続けることになります。
また、犬も長生きの傾向にあり、年をとれば、認知症を発症したり、犬も人間同様介護が必要となることも知っておいてください。
しつけ
幼犬のあいだに家族に迎い入れることがほとんどだと思いますが、まず、最初の難関がしつけです。
代表的な、トイレトレーニングなど、根気強く、教えることは大変です。
その間、粗相をするのは、当たり前のことですし、掃除や洗濯も増えます。
家具や、床を傷つけることもあります。
家を空けづらくなる
家族での旅行などはハードルが上がります。
家族の誰かが残るか、留守中にペットを世話してくれる環境を用意しなければいけません。
- ペットホテルに預ける。
- 家族以外の人に世話を頼む。
- ペットシッターを依頼。
など、費用も発生しますし、ペットもまた、慣れない環境でストレスを感じることは間違いありません。
気軽に家を空けることが難しくなります。
まとめ
かわいい。癒されたい。という気持ちだけでは、なかなか、ペットを一生涯、幸せに飼ってあげることはできません。
事前に、『ペットを飼うということはどういうことなのか。』をよく理解して、ペットを迎い入れてあげてください。
ペットネグレクトや多飼育崩壊、人間のエゴによる、動物虐待も後を絶ちません。
愛犬家の一人として、一匹でも多くの動物たちが、幸せな一生を過ごせるような環境になればいいな。思っています。
また、ペットは飼い主である人間よりも、短い一生なので、大事に過ごしてきたペットの死に直面する場面も必ず訪れます。
家族として過ごしてきた時間の中で、ペットの死は辛くて悲しいものです。
動物を飼う以上は、死を迎えるという事実があることも、念頭に置いておくべきだと思います。
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