車の維持費・メンテナンス費はどれくらい必要か?

暮らし

若者の車離れと言われて久しいですね。
我が子も免許はとれる年齢は、過ぎましたけど、そのうち取りに行くわ〜くらいの感覚で、なんだかのんびりしております。
私の頃は、高校卒業したら、すぐ取らなきゃ!早く取りたい!って感じでしたけど、そのあたりは、ジェネレーションギャップでしょうか?
感覚がちょっと違うなーって、思います。

今の子は、色々恵まれてるからですかねぇ?

とはいえ、地方暮らしでは、やはり、くるまがないとなかなか不便です。

免許が取れたら、「自分のくるま」欲しくなりますよね。

車屋さんで、勤めて改めて思います。

くるまってお金かかるな〜💦

車って、車両代だけでも、大変な金額だけど、維持費が、思ったよりも結構かかります。

私も、若いときは無知だし、メンテナンスもおざなりだったりして漠然と、なんだかんだお金いるなって感じでした。

改めて、クルマを持つってことはランニングコストが、かなり必要です。

「自分のくるま」が欲しい!って、高いお金を支払っても、その車を大切にメンテナンスできなかったり、結局、維持費が支払えず、車を売却する事になったりする若い子もいました。

見えないところや、継続的にコストが発生するということを、理解したうえで賢い車のオーナーさんになってほしいな。と、思います。

掘り下げると、細かくややこしくなるので、代表的に必要なコストについて、書きました。
それでも、結構、項目が多くなったのですが…





車を持つと必要になるお金

ガソリン代【必須度★★★】

車を走らせるためには、必ず必要なものです。
車の燃費や、走行距離などによって、月額の金額は変わってきます。
また、ガソリンの金額の相場は、変動します。

駐車場代【必須度★★】

自宅に自分の車を置くスペースのない場合は、改めて、車を置く保管場所が必要です。
住む地域によって、金額は大きく変わります。
家賃と同じく、車を持つ以上継続的に必要になってきます。

高速利用代【必須度★】

高速道を利用しない限りは必要ありません。
高速道路を利用する際には、高速道路利用料を払う必要があります。
ETC利用することで、通常料金から割引が適用されます。

車検代【必須度★★】

新車登録時から、3年後、その後は2年ごとに車検が必要です。
車検を迎える前に、新しい車を購入します!というセレブな方なら、必要ないという意味で必須度★★です。

普通の方にはきっと無理ですので、ある程度のまとまった金額が必要です。

料金の目安は、
ディーラー車検で軽自動車7万円程度~  コンパクトカー(1500cc)で10万円程度~

車検専門店、ガソリンスタンド、整備工場等では
軽自動車5万円程度~  コンパクトカー(1500cc)で7万円程度~
になります。

車検時には必ず必要となるのが、重量税・自賠責保険料です。

金額はあくまでも最低限の目安であり、経年経過により、修理しないと車検が通らないこともありますので、修理をすれば必然的に、総額は高くなります。

必ず2年ごとに車検は受ける必要がありますので、計画的に準備をするようにしましょう。

エンジンオイル・エレメント代【必須度★★】

目安として5000Kmごと、もしくは半年ごとでのオイル交換を推奨しています。
オイルエレメントは、オイルフィルターとも呼ばれ、不純物を濾過するエアコンフィルターのような役割を果たすものです。
こちらは、オイル交換のたびに交換する必要はありませんが、定期的な交換が必要です。
オイルは、人間の血液にも例えられます。人間も、血がドロドロだと、至る所が悪くなりますよね。同じことです。
ドロドロのオイルのまま、車を使用していると、結果、車の痛みが早まります。

車の知識が少ない方には、車を購入してから、次の車検までオイル交換をしたことがない。というような方も、いらっしゃいます。
見えないところなので、おろそかにしがちですが、車を長く維持するためには大切な作業です。
定期的な交換をお勧めします。

車により、交換のオイル量が変わりますし、使用するオイルによって値段が変わります。

消耗品類【必須度★★】

ワイパー

車自体も消耗品ですが、ワイパー等の小さな部品も、消耗があれば交換する必要があります。

ワイパーを動かすたびに音がする。線が残りきれいに水を切ることができない。などの症状があるときは、交換したほうがよいでしょう。

タイヤ

早くて3年~5年程度で、交換の必要があります。
購入時のタイヤの種類や、状態、また使用状況や、保管状況によって変わってきます。
タイヤの溝が薄くなったり、ひび割れたり、ひどいと中のワイヤーが出てくるなどの状態であれば、交換が必要です。
状態がひどいと、車検時に車検基準に引っ掛かります。
こちらも、4本とも交換が必要になると、高額の出費となります。

また、金額に幅があるので、タイヤの性能にこだわれば、その分タイヤも高額になります。

自動車税・軽自動車税【必須度★★★】

自動車税は都道府県税。軽自動車税は市町村税に当たります。
年に1回、納める必要があります。
軽自動車税は1万円前後
自動車税は排気量によって変わってきます。(3万~10万程度)

税金を納めていないと、車検を受けることができません。
遅延して税金を納めると、延滞遅延金も必要になります。
新車登録時から13年経過したら、約15%税金が高くなります。

任意自動車保険料【必須度★★】

保険会社や、保険契約、車種など内容、保険の等級によって金額が変わります。
年齢が若いうちは、保険料も高額になります。これは統計的に、まだ運転が未熟であったり、事故が多いからです。
金額だけをとにかく安くしたい。というのであればネット型保険のほうが安くなります。

任意保険ではありますが、事故には相手がいたり、損害額が大きくなりがちです。
自動車に乗る責任として、任意保険には入るべきです。

 

■重量税
車の重量0.5トンごとに課税されます。
エコカーの場合には、減税措置があります。

■環境性能割
従来の「自動車取得税」が2019年に廃止され、「環境性能割」が導入されました。
燃費性能に応じて、課税されます。燃費の良い車ほど税が軽減されます。
電気自動車は、非課税です。

■自賠責保険
すべての車に義務づけられています。
保険料は、自賠責保険の実績により、毎年改定され、金額の変動があります。

 

上記の3項目は、必ず必要となるものですが、車の購入時や、車検時に金額としては、合算して請求されることが多いので、意外と気づきにくいものです。

 

まとめ

改めて、結構な維持費を支払っていると思いました。
私が昔そうであったように、車はお金のかかるものだ!とざっくりと言われても、響きにくかったりします。
ですが、今はこうして、知ろうとすれば、手元のスマホですぐに詳しくわかるので、ぜひ学んでほしいです。

コストはかかりますが、車は、行動範囲を広げてくれますし、実用的であったり、ワクワクする乗り物だとも思います。

購入後にも、必要になってくるお金のことまで考えておかないと、生活にも支障をきたしかねません。先を見据えた、賢いオーナーさんになってください。

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